書籍の詳細

和菓子の美しさを、四季の流れに沿って、写真とことばで表現したビジュアル書。古来より日本人の心を捕らえ離さない和菓子文化。その美しさと魅力は500年以上の伝統が作り出してきた和の芸術でもあります。本書はその美しさを我々が愛する和の季節感とともに紹介していきます。高岡一弥のアートディレクション、高橋睦郎のことば、与田弘志の写真がつくりあげる新しい和菓子の世界。見て楽しみ、食して楽しむ。そんな和菓子そのものの楽しみ方が味わえる最高のビジュアルエディションです。

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和の菓子のレビュー一覧

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  • 食べ物を写真によって紹介するとき普通、誰でもそれがいかにおいしくて、食欲をかきたてるものであるかに主眼をおく。ところが、この本では「主役」である「和菓子」がいっこうにおいしそうではない。すくなくとも私の食欲はかきたてられない。それどころか、これはいったい食べ物なのか、という素朴な疑問さえ浮かんできてしまう。フォルムとしての美しさが徹底的に追求され、食べ物としてよりも、オブジェとして取り扱われている「和菓子」は幸せか、などどいう意味のないことをつい考えてしまうほど、この本の制作者たちは徹底して「和菓子」を「和の菓子」として観察しています。その美を追求する姿勢は当然ながら装幀にも表れて、見事なビジュアル本ができあがった。もちろん、「美しさ」だけが特長ではありません。それぞれの和菓子の由来や季節の中での意味などうんちく的に興味深い話もちゃんとフォローされています。英語の解説も気が利いています。紙の書籍を電子書籍化にあたって分冊。本書のほかに「和の菓子」(2)。(2009/10/16)
    • 参考になった 2
    投稿日:2009年10月16日