書籍の詳細

舞台はヴィクトリア朝のロンドン、拡大鏡を片手に元軍医のワトソンとともに活躍した鷲のような鋭い目、細身で寡黙な探偵。そう、彼の名前はシャーロック・ホームズ。登場以来時代を超え全世界を魅了し続けてきたのは、なぜか? その疑問をもとに推理小説がどのように誕生し、黄金時代を迎えていったのかをホームズを起点に丹念に辿る。本書はその歴史、基礎知識を交えながら、イギリス、アメリカ、そして日本の推理小説を概観し、正当な評価を与えるべく英文学者、愛好家の視点から考察する。推理小説を愛する多くの読者に捧げる一冊。書き下ろしオリジナル作品。

総合評価
4.0 レビュー総数:1件
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ホームズと推理小説の時代のレビュー一覧

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    お約束設定の謎解き
    名探偵が主人公のマンガは非常に多い。探偵と銘打ってはいなくとも、様々な謎解き名人を冠したものを含めればタイトル数は数百はあろうか。そして、それらのほとんどが、「変わり者の名探偵」に「一般人の相棒」という登場人物設定であることには多くの方がお気づきであろうし、また安心して楽しめる設定であるのも事実である。本書はこのお約束な設定の生みの親として名高いホームズとワトソンのコンビ自体がどのようして生まれ、その後の推理小説に影響を与えてきたかを紹介している。著者のコナンドイルは実はホームズ小説の続行には乗り気ではなかったのはなぜか?ホームズとワトソンにもさらに生みの親がいたのだが、それは誰か?興味の尽きない内容が次々と繰り出される構成が心地よい一冊である。
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    投稿日:2018年06月12日