書籍の詳細

『ルパン三世』や『コナン』などのアニメーターとして知られる著者は終戦の年、14歳。町にあふれた進駐軍のジープやトラックに魅せられ描きためた貴重な画帖に戦後日本の素顔を見る。

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ジープが町にやってきた 終戦時14歳の画帖からのレビュー一覧

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  • 太平洋戦争が終わって2か月。静かな地方都市に暮らす十四歳の少年の前にそれまで見たjこともない自動車の大群が現れた。アメリカやオーストラリアなど進駐軍です。その日から、少年は夢中になってその自動車群を画帳に描き始めます。ナンバーを書き入れて、民間諜報部に連行されてスケッチブックを没収されたこともありました。それでも進駐軍の兵士に気に入られた少年がその後描き続けたスケッチを集めたのが本書です。ジープあり、大型の軍用車あり、バスあり。貧しい日本の少年はその目に映った自動車の細部をスケッチすることを通じて豊かな社会の臭いをかいでいるようです。豊かな戦勝国からやってきた大量の自動車の絵によって「昭和」という時代を記録した少年は後年、「ルパン三世」や「未来少年コナン」のアニメーターとして活躍するようになります。(2009/8/14)
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    投稿日:2009年08月14日