書籍の詳細

「夜寝ていると、めちゃくちゃに顔を撫でられて起こされる。それが人生最初の記憶……」幼い頃から、父の酒癖の悪さに振り回されていた著者。中学生になる頃には母が自殺。それでも酒をやめようとしない父との暮らしに、著者はいつしか自分の心を見失ってしまい…。圧倒的な反響を呼んだ家族崩壊ノンフィクションコミック。読後涙が止まらない全11話に、その後の描きおろしを収録。家族について悩んだことのあるすべての人に読んでほしい傑作。

総合評価
3.5 レビュー総数:2件
評価内訳

酔うと化け物になる父がつらいのレビュー一覧

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  • 匿名希望
    子供はひたすら我慢しちゃうんです。
    私の父はお酒を飲むのが大好きな人間でした。毎晩毎晩、1時過ぎまで飲み続け、頭がどこに行ったか判らないほど殴られました。手が痛くなると竹で殴られ、竹がバラバラになると木刀で殴られました。理由はテストが全部100点とれないから、戦時中軍人に殴られたから、メシばかし食うから、ガキだから、頭がバカだから、要するに理由なんかどうでも良く殴れれば良かったのでしょう。最後の言葉が又、良い。「ぶったたくのはタダだから、いくらでもぶったたいてやる。但し金はださね。」私は高校も大学も通信教育ですが、自力で行きました。親には1円ももらってません。この父は今や認知症で誰が行っても判らない状態です。世の中には間違って親になった人間がいます。子供はこんな親に当たると悲劇です。逃げ場が無いんです。運良く生き延びて大人になれたら他人を傷つけてはいけませんが、それ以外は自分の幸せを最優先させましょう。自分の親でさえ信じられないのですから、ましては他人などね。
    • 参考になった 5
    投稿日:2017年09月19日
  • 匿名希望
    酒飲みの親を持つ子供に読ませたい
    父もお酒を飲んでばかりで、私も主人公のような心理状態になりました。あの頃は、モヤモヤの意味が分からなくて流されていたけど、こうやって漫画にしてもらえると、自分の本当の気持ちに気付けたかもと思いました。
    星を三つにしたのは、読んでいて昔を思い出して辛くなったからです。
    紆余曲折あって、もう吹っ切れているので、冷静に読めましたが、昔の私は無意識に真実を知るのが怖くて、こういう本は読めませんでした。
    出られない檻の中にいるかもしれない自分を認めたくなかったんだと思います。でも、作中に出てくる檻の中のネズミとは違って、人間なら抜け道も発見できます。
    現実を直視する勇気が出たら、ぜひ読んでほしいです。
    支援する人や周りの人にも読んでもらいたいです。いくら説明しても助けを求めても、分かってもらえないことが多かったので。父も表向きは真面目なエリートでした。
    • 参考になった 1
    投稿日:2017年09月17日