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体調不良のはずが水泳中毒に、ケータイがないと冷や汗がでる、勃起して、ずーっとそのまま直らない。藁をもつかむ思いで訪れた神経科で患者たちを待っていたのは──とてつもなくヘンな医者だった!カバと見まごう巨体を揺らし、度外れた好奇心で患者の私生活に踏み込み、やりたい放題。でもなぜか病は快方へ……?続篇『空中ブランコ』で直木賞受賞、現代世相の病理をコミカルかつ軽妙な筆致で描き出す。精神科医・伊良部の突出した存在感が笑いを招く!

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イン・ザ・プールのレビュー一覧

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  • 「くそお。なんでこんなに楽しいことにいままで気づかなかったのだ」…身体の不調を水泳で解消し始める主人公・和雄は、プール通いがエスカレート。500mが1km、そして一度に2kmを泳ぐヘヴィ・スイマーへと変貌する…。どんどんプールのトリコとなる感覚は、日曜スイマーの私にもよくわかります。水の中にいる安心感と心地良さ、遊泳中の頭空っぽさ感と達成感は、プール好きにとってまさに至福の時間だから。和雄につられて水泳にはまった主治医の伊良部先生とふたりで、プールを独占したくて夜中に忍び込む描写は秀逸です。これを読んだらカナヅチのあなた(!?)も、明日からスイマーズ・ハイになったりして!?
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    投稿日:2010年06月11日