書籍の詳細

京都の格式ある名旅館「井筒屋」の若き当主が亡くなった。彼を密かに恋い慕っていた侑央は悲しみにくれる。一方、葬儀で帰省してきた当主の弟・千秋は、次男として当然経営を継ぐと思われていたが、旅館を売却すると言い周囲を驚かせる。かつて一途に兄を想う侑央の想いと秘めた欲望につけこみ、関係を持っていた千秋だが、今度こそその心ごと自分のものにするため、侑央にある提案を――。乱れる心と身体は誰のために…。

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5.0 レビュー総数:1件
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いとし、いとしという心【イラスト入り】のレビュー一覧

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  • 糸し糸しと言う心。
    長い永い戀の話。京都にある老舗旅館の次男、千秋と、ひとつ下の幼馴染の侑央(ユキ)。ユキは千秋の兄、荘一が好きだった。そうと知っていても千秋はユキが好きだった。ユキが千秋の世界で、全てだった。時系列的には『いとし、いとしという心2』の《ユキウサギ》『いとし、いとしという心』の《いとし、いとしという心》《夕化粧》『いとし、いとしという心2』の《啼かぬ蛍の…》と、なります。巻数通りに読んでも、時系列で読んでも結びは同じですが、巻数通りに読み進める方がお薦めです。都々逸の、恋に焦がれて鳴く蝉よりも啼かぬ蛍が身を焦がす、正にこれです。
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    投稿日:2017年12月28日