書籍の詳細

成仏したはずの青野くんが現れ、混乱する優里。何が本当のことなの?君はいったい何者なの?秘められた青野の思いを語る藤本。真相解明のため奔走する美桜。ふたりの協力を得て、優里は異界で黒青野くんと対峙する!「こんな強烈な恋愛漫画、見たことない」「興奮してうまく言葉にならない」「純粋すぎる主人公が変だけどかわいい」と話題騒然!幽霊のカレシ×女子高生の一途すぎる純愛ホラーラブ、緊迫の第3巻!

総合評価
4.5 レビュー総数:2件
評価内訳

青野くんに触りたいから死にたいのレビュー一覧

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  • かわいい絵なのに、こわい
    一昔前の雑誌、リボンとかなかよしあたりの絵柄だな~と思いながら読み始めました。
    最初、ギャグかな?とか思いながら読んでたのですが、2巻あたりからじわじわ来ます。
    (これを書いてる時点では3巻まで発売されています)
     
    パニックホラーではないです。
    ゾンビとかでもない。
    血みどろスプラッタ系でもない。
    不気味・気味が悪い・静寂の怖さ、のジャパニーズホラー。
    恋する少女の必死さとか、深刻になりすぎない日常的なところとか、とてもおすすめです。
    でも、3巻を夜中に読んでしまった僕はしばらくお手洗いにいけませんでした。
    (僕はかなりびびりなのであまり参考にならないかもしれません)
     
     
    この作品のキーワードは
    幽霊・静かな怖さ・なんかトラウマになりそう・一途・連れていって
    です。
    • 参考になった 1
    投稿日:2018年04月26日
  • やっぱり恐いのは幽霊より人間?
    ■あらすじ
    苅谷優里は、クラスでも名前ではなく図書委員さんと呼ばれるような地味な女の子。そんな彼女が隣のクラスの青野君に恋をした。いつも優しく素敵な彼。思いは募り、ついに思い切って告白!めでたく2人は付き合うことになる。が、何と青野君は突然事故で死亡してしまう…交際成立から、まだ二週間のことだった…。
    青野君の突然の死を受け入れられない優里は自殺を図る。そこに、自殺を阻止しようと、亡くなったはずの青野君が現れる!そう、青野君は幽霊になったのだ…2人は死者と生者のまま、彼氏彼女として何とかやっていこうとする。しかし、青野君の中には「もう一人の青野君」がいた。突如、豹変した彼は、生者の体を乗っ取ったりエネルギーを奪ったりしようとする。彼は絶望的な孤独と存在の危機を抱えているようだ…青野君のためなら自分はどうなっても構わない、その一心で、彼にしばしば「体を貸して」しまう優里。その間、優里には記憶は残らない…そして優里の身体には不調や異変が…
    ■感想
    連載開始時からすごく気になってはまりつつある作品です。タイトルも秀逸ですね。2人はどうなるのかという緊張感がとにかく堪えられない。
    幽霊である青野君が「宣言ルール」(死者は屋内の生者の領域には言葉ではっきり入室を許可されないと入れない、生者の体に入る点についても同様)に拘束されることなど、ホラーの定番をきっちり抑えてあるところも説得力があります。
    死者に対する生者の身体の反応の描写から来る生々しさも、緊張感に寄与しています。
    青野君は本当に事故死だったのか?という所も気になっています。優里の力になったり障害になったりする脇キャラ達も素敵です。学校の閉塞感と2人の関係性(ある種の共依存状態)の危うさと、ホラー感が絶妙にリンクしています。
    一つ気になるとしたら、優里に共感できない人がいるかもというところですが、青野君の背景も含めて優里の背景も、おいおい描かれていくのかな、と。青野君への愛情も別のかたちに変化していくのでは。
    まあ優里さん序盤でメンヘラだよね?とか他キャラに指摘されちゃったりもしてます(笑)
    優里はあくまでも自己犠牲であって、現段階では、他者を青野君のために利用しようとはしていないことと、青野君は最初は優里の中から出てきたというのは今後の鍵かなあと。
    これは優里の成長物語にもなるのかもしれません。
    まだ物語は始まったばかりなので★四つです。
    • 参考になった 2
    投稿日:2017年07月27日