書籍の詳細

長瀬香は、世界のゆがみを調整する管理者の失敗により、肉体を失ってしまう。しかも、元の世界に戻すことはできず、より文明の遅れた世界へと転生することしかできないらしい。 放り出されてはたまらないと香が要求したのは「思った通りの効果のある薬品を、自由に生み出す能力」! さらにアイテムボックスと言語理解能力と少し若返った身体を手に入れたカオル、生み出した薬品――ポーションを使って安定した生活を目指します!

総合評価
3.0 レビュー総数:1件
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ポーション頼みで生き延びます!のレビュー一覧

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    ポーション頼みでって、ポーション関係無くなっていくよ?
     序盤は異世界転生&ポーションチート物として冒険物になっていくのかと思いきや、冒険物とはちょっと違う方向に話は進み、いつの間にやら戦記物に発展し、最終的には世直し旅へと展開してしまいました。
     そのどれもが面白く、段々と能力の制限に自重しなくなっていったり、自身の成長に感して自虐的になるところ等も楽しめた一~二巻でした。
     但し、今後の展開はちょっと解りません。というか、個人的に望ましくない方向へ向かっていきそうなのが残念と言いますか・・・・・・。
     異世界ファンタジーって、大抵が中世西洋風の舞台が多いわけですが、これは現代のファンタジー物がゲーム取り分けRPG物に影響を受けているからなのだろうと思います。
     実際に剣や鎧が存在した時代で、そこに魔法と怪物を登場させれば誰もが知るところのファンタジー世界という共通認識が形成された昨今では、これほど楽で、これほど舞台作りに適した世界観はないと思います。
     ただ、世界観としていかようにも改変出来るとは言っても、世界観である以上それにそぐわない設定というのもあるように個人的には思ってしまうのです。
     最初からその様な世界観であるなら当然許容の範囲(嫌ならそのジャンルを手に取らないか読むのをやめるでしょう)ですが、突然チートによってそれを破壊されていくと、楽しいかどうかは個人の趣向の問題となります。
     せめて魔導機関を自力発明して魔法の世界と親和性を持たせるぐらいの努力をしてもらわないと、興ざめも甚だしい様に思うのです・・・・・・。
     しかし、本書は二巻の最後にこれまでの設定を一気にぶちこわしかねない設定予告が入って終了しており、言うなれば「異世界の世界感に浸っていたのに、いきなり理不尽な設定を押しつけられて浸れなくなり、現実に引き戻された!」感を味わってしまうのです。
     作品は作者の物ですし、読者にはそれを選ぶ権利しか与えられていないとは思いますが、最近はそういうのが流行になりつつあるのかなと不思議に思う今日この頃です。
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    投稿日:2018年03月18日