書籍の詳細

多くの読者のご要望に応え、待望の名著復刻!〈箱庭療法〉という心理療法の一技法をめぐる哲学者と心理療法家の対話。「言うまでもなく、箱庭療法は、箱庭を作ることによって心理療法が行なわれてゆくのであるが、そこに生じる多くの出来事は、人生のドラマといってもよく、限定された砂箱という『場』(トポス)に、人間存在の在り様が見事に提示されてくるのである。したがって、このことは、単に心理学とか心理療法ということを超えて、広く『人間存在』に対する関心を持っている人たちに、多くのことを知っていただきたいと思う新しい『知』をはらんでいるのである。」(河合隼雄「あとがき」より)

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新・新装版 トポスの知 [箱庭療法]の世界のレビュー一覧

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  • 分析心理学(ユング心理学)、臨床心理学の日本における第一人者であり、文化庁長官も務めた、京都大学名誉教授、国際日本文化研究センター名誉教授、河合隼雄氏(2007年に逝去)。また日本文化・言語・科学・芸術など幅広い分野にわたる現代思想の著作がある哲学者、中村雄二郎氏。この両大家が対談し、初版が1984年に出版された後、新装版が出されるも品切れになっていた名著を、再度新装版として世に出したのが本書である。テーマは、河合氏が初めて日本に紹介・導入した「箱庭療法」。砂の入った箱の中に自由にさまざまなモノを並べるというシンプルな方法で、精神疾患や心身症の心理療法の一つとして用いられる。「明石箱庭療法研究会」で実際につくられた箱庭の事例をもとに両者が話し合うことで、中村氏の「都市論」の研究に関連する「トポス(場所)」としての箱庭の役割などの新しい知見が見出されている。
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    投稿日:2017年07月25日