【分子標的薬を用いた周術期治療】 肝がんに対する分子標的薬を用いた外科周術期治療の現状

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【この商品は紙の出版物を、記事単位・論文単位に分割して、電子書籍として配信しています。】肝切除および肝移植後の肝細胞がん(HCC)再発に対する分子標的薬を用いた再発予防と再発治療について概説した。肝切除後の補助療法としてのソラフェニブの効果を検証するため第III相ランダム化比較試験(STORM試験)が実施されたが、有効性を証明することはできなかった。また、肝移植後の補助療法として、免疫抑制と抗腫活性を併せもつシロリムスをベースとする免疫抑制プロトコールの効果を検証する第III相ランダム化比較試験が実施されたが、主要評価項目である肝移植後の無再発生存率(RFS率)は両群間に有意差を認めなかった。このように、外科周術期における分子標的薬は標準治療として確立しているものはなく、今後の臨床研究の成果が期待される。

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