書籍の詳細

【eBookJapan限定描き下ろしペーパーを巻末に封入。】田舎町で育った茎太(けいた)は、好きだったギターから手を離し、やりたいこともなくくさっていた。そんな時、おさななじみの茎子(けいこ)が、ずっと続けてきた陸上で、町を出て行くという噂が流れる。旅立ちの日、茎太は駅に向かって全力疾走するが――!! 青春が、胸を刺す。大型新人・小鬼36℃、デビュー・コミックス!

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あの日、世界の真ん中でのレビュー一覧

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  • 自分の夢や好きなことにまっすぐ進んで行けたらいいんですけど、人生ってそううまくいかないものですよね。ドキッとしたあなたには、小鬼36℃先生の初コミックスである『あの日、世界の真ん中で』をご紹介します。ド田舎の小さな町に住む高校生の茎太は、自分の今の生活や将来に意味を見出せず、無為な日々を送っています。幼馴染の茎子は優秀な陸上選手でどんどん自分を置いていってしまう、それがいっそう彼を焦らせ、自暴自棄にしてしまいます。茎子は茎子で一人でも生きていけるよう強くなろうと陸上をがんばるけれど、茎太がいないと不安でしかたがない。お互い誰よりも大切な存在なのに、素直になれない2人がもどかしくもあり、愛おしいです。それでも少しずつ進展していく2人の恋、将来への葛藤が独特なタッチでスタイリッシュに描かれています。といっても、とっつきにくいおしゃれマンガとは違って、会話のテンポがいいので読みやすいです。他人からしたら端っこに見えるかもしれないけれど、自分のいる場所がその人にとっての“世界の真ん中”なのだと、そう教えてくれる素敵な作品です。
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    投稿日:2017年01月13日