書籍の詳細

「私のかたちです。覚えてください」ついに長年の使用人・典彦(のりひこ)に処女を散らされた當間(とうま)家の若当主・育郎(いくろう)。男の味を知った育郎は社長室、会社の便所、車内、旅館―― と人目を避けて典彦に抱かれ、雌のように体を開発されていく。妾腹の兄・蘭蔵(らんぞう)や政略結婚の妻・さち子(こ)との関係に揺れながら典彦の愛に縋る育郎だったが、とある男に、その体を所望され――!? 下克上主従が織り成す、執着と依存の官能時代ロマン。「開いて拡げて奥まで刺し貫くんです」サイコパス執着攻×メス若社長… 女にされていく背徳―― 注目の第3巻!

総合評価
4.5 レビュー総数:2件
評価内訳

蟷螂の檻のレビュー一覧

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  • 時は昭和、戦後の混乱が落ち着いてきた頃の名家である當間家を舞台にした、陰鬱とした話。妾腹の息子、幼子のように病んでいる蘭蔵に入れ揚げる当主。無視され続ける正妻と、一人息子の育郎。何食わぬ顔で支える使用人の典彦。何処にも安心と安定の無い関係が描かれている。暴力と操られている成長と予期せぬ事態。この作家さんの3Pモノを読んだときにもその絵柄とストーリーにワクワクしたが、この作品の方が、更に絵とストーリーの陰鬱さが合致していて面白い。期待して続きを待てる作品。
    • 参考になった 17
    投稿日:2016年12月12日
  • ネタバレあり
    あ~まさかの続き物でした
    どこからでも無く、最初っから病んでいます。登場人物全てが何処かしこ病んでます。妾の子である、檻に閉じ込めらて育った蘭蔵だけが、天性の魔性を持ち合わせていて
    そこから派生する異常な世界の中での物語です。
    主人公の父、母、そして使用人、マトモな人が誰一人としていない中、主人公は歪んでいくしかありません。兄、蘭蔵に対する憎悪は、一体何なのかわかる日が来るでしょうね。
    背後が戦後の昭和であり、かなりの重苦しさを感じました。
    エロは適度にあります。
    完結だと思い購入しましたが
    、続くでした
    • 参考になった 2
    投稿日:2016年12月12日