日本の研究室から 中和抗体研究の現状

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【この商品は紙の出版物を、記事単位・論文単位に分割して、電子書籍として配信しています。】世界初の抗HIV中和抗体である0.5βの樹立以降、広範囲かつ強力な中和抗体が数多く報告されてきた。しかし、今のところ完全にHIV感染を阻止する抗体を作製することも誘導することもできていない。なぜなら、中和抗体が標的とする外被糖蛋白(envelope glycoprotein;Env)がHIVを構成する蛋白のなかで最も変異しやすい領域であり、かつ3量体や糖鎖付加などによる独特な中和逃避メカニズムはなかなか一筋縄ではいかない手強い相手だったからである。本稿では、これまでの抗HIV中和抗体の研究と開発の歴史をたどりつつ、今後の中和抗体による治療の展望について紹介したい。

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【この商品は紙の出版物を、記事単位・論文単位に分割して、電子書籍として配信しています。】世界初の抗HIV中和抗体である0.5βの樹立以降、広範囲かつ強力な中和抗体が数多く報告されてきた。しかし、今のところ完全にHIV感染を阻止する抗体を作製することも誘導することもできていない。なぜなら、中和抗体が標的とする外被糖蛋白(envelope glycoprotein;Env)がHIVを構成する蛋白のなかで最も変異しやすい領域であり、かつ3量体や糖鎖付加などによる独特な中和逃避メカニズムはなかなか一筋縄ではいかない手強い相手だったからである。本稿では、これまでの抗HIV中和抗体の研究と開発の歴史をたどりつつ、今後の中和抗体による治療の展望について紹介したい。

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