書籍の詳細

「ど根性ガエルの娘」の連載を自ら引き上げた「娘」に、新しい出会いが。一方で大病に倒れた父・吉沢やすみや家族とも、向き合う覚悟を決めた娘。家族の崩壊と再生を描くドキュメンタルコミック、最新第4巻でも衝撃の新展開…!

総合評価
3.8 レビュー総数:4件
評価内訳

ど根性ガエルの娘のレビュー一覧

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  • 匿名希望
    偉大な父(世間的には)の娘さん
    リアルタイムで読んでなくてもタイトルくらいはみんな知ってる『ど根性カエル』の作者、の娘さんの視点から描く家族ドラマ。4巻発売が本当におめでたい。何しろ、ますますオブラートに包まない方向で話が進んで行きそうなのだ。こんな生臭い作品、そうは滅多にお目にかかれないだろうから。
    ほぼ毎回完結の読み切り連載的な形で、少し時系列が分かりづらく、多少は整理してほしい気もするが、仮に自分が漫画家だとして、自分史を漫画にするとしたら、同じように思い出したシーンから徒然に描く気がする。何度も同じ時の同じ出来事を挟みつつも、いろんな背景を挟んで螺旋構造のように重層的に物語が構築されていくので、逆に前巻までの読み返しが面白いとも気が付かされた。ただ、そのうち年表のようなものもあっても良いかもしれない(ので☆1つマイナス)。
    家庭という場所は、優しい場所にも…ある種の暴力装置にもなりうるんだ。特に子どもには逃げ場もない。自分の家庭はどうだろうか。『彼』ほどのギャンブル狂やら盗癖やらはないにしても、親という権力で、あるいはコドモというわがままさで、とんでもない何かをしていないか? 考えざるを得ないのだ。あの『彼』はある種の自分ではないのかと。
    作者さんの筆が鈍らず、その心の中に感じた真実を、どうかきちんとしたエンドマークまで描ききれますように。どうぞ未完にならぬよう祈ります。最終巻まで追いかけさせていただきます。商業ラインだと、なにかとオブラートに包んでしまいがちなようですが、可能な限り『包まない』作品を望む読者もいますので! ある種、残酷な期待ではありますが…。
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    投稿日:2018年03月29日
  • 匿名希望
    リアルさが良い
    1巻を初めて読んだ時、もっと衝撃的な内容を想像していたのですが、昔は大変だったけど今は幸せでめでたしめでたし的なほのぼのした雰囲気だったので拍子抜けしました。
    でも2巻3巻と読み進めていくうちにどんどんと作者の深い想いが出てきて、作者が家族のことをありのまま描くかどうか葛藤したりとか内容もどんどん衝撃的な感じに。
    「昔色々あったけど今は幸せです」は少し嘘くさい感じがしていたけど、だんだん内容が深く深く入って行って、すごく作者を応援したい気持ちになりました。
    • 参考になった 0
    投稿日:2017年08月17日
  • うーん…そっかぁ…
    面白いかといわれると…普通です。エピソードは面白いし、一般家庭とは違うお家ってこんな感じなんだなーとは思いましたが…エッセイっぽいやつってどうしてこうエピソードを散発的にちりばめていくのか……わかりにくいし、AエピソードとBエピソードの間って結局何があったの?って気になるから時系列順に見たかった。けど・・・エッセイ漫画とか好きな人はきっと気にならないんだと思う。
    • 参考になった 11
    投稿日:2017年03月10日
  • わりと衝撃作
    元々週刊アスキーで連載誌ていた漫画で、内容に衝撃を受けた。
    その後週刊アスキーを買わなくなってしまったので、単行本化は楽しみにしていた。
    漫画家って一回大ヒットを飛ばしたら後は左うちわで優雅な暮らしかと思いきや、必ずしもそういう成功例ばかりではないんだなというのと、荒んでしまって落ちぶれたお父さんを娘の視点から描くからこその酷い肉体的・精神的・経済的DVのエグさが、リアルに読み取れて、心が痛い。
    私が男性であり年齢的にもこのお父さんのほうに近いせいか、自分のプライドが打ちのめされて精神的に逃げて荒れてしまう気持ちも分かってしまい、DV被害に苦しむ娘さんよりも、ついお父さんのほうにも感情移入できてしまった。
    ど根性ガエルという漫画・アニメの陽気さからは想像できない漫画家の生活の真実。娘であるこの作者さん自身も、むしろ逆に今この話を思い出として振り返って描けるようになって良かったなぁ。
    • 参考になった 3
    投稿日:2017年01月28日