投稿論文 急に四肢麻痺をきたした両側性環椎後弓肥大の1例

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【この商品は紙の出版物を、記事単位・論文単位に分割して、電子書籍として配信しています。】68歳女。朝起床後に急に左半身の脱力・痺れを自覚し、歩けなくなった。10日後に受診し、左側優位の四肢麻痺と、左前腕・下肢の感覚障害、両側膝蓋腱反射の低下を認めた。頸椎MRIでC1部に両側後方からの圧迫による高度狭窄と、T2強調像で髄内の高信号域を認め、症状の原因と考えられた。CT検査の軸方向像では環椎後弓が両側ほぼ対称性に扇形に異常に肥大しており、矢状断では軸椎椎弓と共に嘴状に前方へ突出し、脊髄を圧迫していると考えられた。環椎後弓と軸椎椎弓は接近し、わずかな間隙をもつ関節様の平面を左右対称性に形成して接していた。症状は入院安静により改善傾向を示したものの、歩行はできず、両側膝蓋腱反射が亢進し、速やかな減圧が必要と考えられたため、発症後3週時に手術を行った。後頸部の正中切開で環・軸椎後弓を露出し、骨肥大部を含めて環椎後弓を正中から左右に13~14mmずつの長さにわたって除去した。術後にC1部の狭窄は画像上改善し、症状も徐々に改善した。環椎後弓の肥大を生じた原因については、環椎後弓と軸椎椎弓の間に先天性の骨構造異常があったところに、長年機械的負荷がかかったことで、軟骨細胞が関与する骨化が加わって肥大したのではないかと推測された。

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