【マイクロバイオームとウイローム】 疾病との関連 多発性硬化症

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【この商品は紙の出版物を、記事単位・論文単位に分割して、電子書籍として配信しています。】我々ヒトの腸管内には100兆個にも及ぶ細菌が常在細菌叢を形成しており、宿主の免疫系に多大な影響を与えている。腸内細菌の多くは培養が困難な嫌気性細菌であるため、その全貌の解明は困難を極めてきた。しかし、近年になって次世代シークエンサーを使ったゲノム解析による腸内細菌叢の網羅的解析が可能になり、研究が加速している。臨床との関連では、腸内常在細菌叢の異常がCrohn病などの炎症性腸疾患、関節リウマチなどの自己免疫疾患、癌、肥満などにおいて確認され、動物では腸内細菌移入による病態の再現にも成功しており、疾患発症と腸内細菌叢の関連に関する研究が盛んに行われるようになっている。これまで原因や病態に関する理解が限られていた神経疾患や精神疾患も例外ではなく、動物実験の結果から常在腸内細菌異常が病気の発症に何らかの役割を果たすことが推定されている。我々は最近、中枢神経系の自己免疫疾患である多発性硬化症(multiple sclerosis:MS)において、その細菌叢構造の異常、特にクロストリジウム属細菌の著しい減少などの特徴を明らかにした。本稿では我々の研究の概要、その意義、今後の展開などについて概説する。

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