書籍の詳細

世界大戦・大気汚染・動植物の絶滅…死にかけの地球と人類に、謎の飛翔体「蝶」が次々と襲来する。蝶を倒せるのは人と同じ心をもったヒューマノイドのアダムだけ。人類存亡をかけた、史上最も熾烈な夏がはじまる。

総合評価
4.0 レビュー総数:1件
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鉄腕アダムのレビュー一覧

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  • ちゃんとSFしてる。
    近未来、謎の「蝶」という存在による高原から、ヒューマノイド「アダム」が地球を守るというお話です。
    題名や設定通り、鉄腕アトムや過去のSF名作へのリスペクトが随所に感じられます。アダムは人間的な心を持ち、作中で感情を獲得していきます。愛読書が村上春樹だったり、拾った子猫を飼ったりします。プルートゥは浦沢直樹さんリスペクトでもあるんだろうか?
    たびたび自己進化しながら襲撃してくる「蝶」が「新世紀エヴァンゲリオン」の「使徒」ぽかったり、「蝶」の襲来とそれを撃退できる唯一の存在「アダム」という構図自体に何やら裏がありそうなところ、絵柄がどことなくヴァンドデシネを感じさせたり、サスペンスシリアス系の海外映画やドラマっぽい雰囲気は、はまる人はすごくはまる作品かなと。
    作中、設定はかなり現実や近未来の研究、科学的エビデンスを尊重したつくりです。
    単行本おまけとして、SF要素であるとか、IT関係数学関係であるとか、その手の話のベースとなる知識をキャラクターが解説するコーナーや参考図書の紹介、おまけ漫画がついてます。お得。
    本編を読んだ後にそこだけ読み返しても楽しいです。
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    投稿日:2017年10月15日