【重要な真菌症の臨床 -治療を中心として】 主な真菌症の治療 クリプトコックス症

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【この商品は紙の出版物を、記事単位・論文単位に分割して、電子書籍として配信しています。】病原真菌Cryptococcusによる感染症では、中枢神経クリプトコックス症が最も重要な病態であり、しばしば遷延化し、また再燃することもある。遷延、再燃の原因としては、導入療法が不十分な場合や、fluconazole(FLCZ)による維持療法の失敗があり、これら不十分な抗真菌薬治療はFLCZに対する耐性獲得を誘導する可能性がある。また、rifampicinなど他の薬剤と抗真菌薬との相互作用により、抗真菌薬の効果が減弱することも治療失敗や薬剤耐性誘導の原因となりうる。クリプトコックス症の治療においては、抗真菌薬と他の薬剤との相互作用を常に念頭に入れながら、ガイドラインに沿った適切な抗真菌薬投与が肝要である。

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