沈黙の艦隊 (3)

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独立国家「やまと」を宣言した「シーバット」。「やまと」はどこの国にも属さない戦闘国家であり、大国に支配されず、国連軍に出来ない軍事行動をとれる国として存在し、地球を一つの国家としようと、艦長・海江田は考えていた。さらに、海江田は、「やまと」は日本と軍事同盟を結ぶ用意があると明かす。やまとはたった3分で、米原潜6艦を戦闘不能に陥れ、世界を相手に独立戦争を開始した!

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独立国家「やまと」を宣言した「シーバット」。「やまと」はどこの国にも属さない戦闘国家であり、大国に支配されず、国連軍に出来ない軍事行動をとれる国として存在し、地球を一つの国家としようと、艦長・海江田は考えていた。さらに、海江田は、「やまと」は日本と軍事同盟を結ぶ用意があると明かす。やまとはたった3分で、米原潜6艦を戦闘不能に陥れ、世界を相手に独立戦争を開始した!

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(5.0)

投稿日:2017年02月17日

単なるシップバトルに留まらない、壮大でリアルな政治バトル

これは凄い漫画だった。最初から最後まで目が離せなかった。
日米の技術を結集して秘密裏に建造された最新鋭原子力潜水艦が「独立戦闘国家『やまと』」を宣言。果たして艦長海江田の目的は?
最初は、最新鋭原潜v.s.米ロの海軍力の現代兵器戦闘物だったのだが鞘当に、海江田館長の目的が明らかになるに連れて、物語はどんどん広がり、単なるバトル物ではなく、軍事力・経済力・政治力を背景に自国の国益を最大限に確保したい大国同士の激しい鞘当てに発展。原潜国家『やまと』が繰り広げる痛快壮大な戦闘だけでなく、この政治家同士・国家代表同士の思惑のぶつかり合いが激しい激しい。
原潜の独立宣言とか、その独立の最終的な目的・構想とか、実際にはとても非現実的だろうけど、とてもリアルに描かれていて、また思わず惹き付けられる理想の世界が語られ、最後までドキドキ・ワクワクが止まらない。登場人物がみんなエネルギーに溢れていて、その台詞も熱い熱い。
特に単行本23巻にしてようやくタイトルでもある「沈黙の艦隊」の単語が登場したシーンはシビれた。“沈黙の”って、“艦隊”って、そういうことか~。
そんなわけで、序盤のシップバトル物の間は痛快にサクサク読めるのだが、舞台が政治の場に移ると、各政治家の言葉一言一言をしっかり読み込まないと話に付いていけないので、読むのに時間がかかるし正直疲れる(笑)でも、じっくり熟読するだけの価値がある面白さだった。
作者のかわぐちかいじは、この結末も含めて、描き始めの時点で話全体の構想があったのだろうか。
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