【真菌とアレルギー】 抗真菌薬の抗炎症作用 抗真菌作用だけではない?

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【この商品は紙の出版物を、記事単位・論文単位に分割して、電子書籍として配信しています。】抗真菌薬はアトピー性皮膚炎の皮疹を改善すると報告されている。抗真菌薬の作用の機序として、アトピー性皮膚炎のアレルゲンであるマラセチアを殺菌/静菌する以外に、患者の免疫担当細胞に対する抗炎症作用がある。アトピー性皮膚炎病変部表皮のケラチノサイトでは、胸腺間質性リンパ球新生因子(thymic stromal lymphopoietin;TSLP)の産生が亢進し、過剰なTh2反応を誘導している。アゾール系/非アゾール系抗真菌薬は、in vitroでケラチノサイトのトロンボキサンA2合成酵素(thromboxane A2 synthase)を抑制し、代償性にプロスタグランジンD2合成酵素(prostaglandin D2 synthase)の代謝産物15-デオキシ-Δ12,14-プロスタグランジンJ2(15-deoxy-Δ12,14-prostaglandin J2;15d-PGJ2)の産生を促し、産生された15d-PGJ2はTSLP産生を抑制する。抗真菌薬は上記の作用を介して、アトピー性皮膚炎患者の過剰に亢進したTh2反応を抑制すると考えられる。

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【この商品は紙の出版物を、記事単位・論文単位に分割して、電子書籍として配信しています。】抗真菌薬はアトピー性皮膚炎の皮疹を改善すると報告されている。抗真菌薬の作用の機序として、アトピー性皮膚炎のアレルゲンであるマラセチアを殺菌/静菌する以外に、患者の免疫担当細胞に対する抗炎症作用がある。アトピー性皮膚炎病変部表皮のケラチノサイトでは、胸腺間質性リンパ球新生因子(thymic stromal lymphopoietin;TSLP)の産生が亢進し、過剰なTh2反応を誘導している。アゾール系/非アゾール系抗真菌薬は、in vitroでケラチノサイトのトロンボキサンA2合成酵素(thromboxane A2 synthase)を抑制し、代償性にプロスタグランジンD2合成酵素(prostaglandin D2 synthase)の代謝産物15-デオキシ-Δ12,14-プロスタグランジンJ2(15-deoxy-Δ12,14-prostaglandin J2;15d-PGJ2)の産生を促し、産生された15d-PGJ2はTSLP産生を抑制する。抗真菌薬は上記の作用を介して、アトピー性皮膚炎患者の過剰に亢進したTh2反応を抑制すると考えられる。

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