書籍の詳細

ぶらり気ままに、はたまた用意周到に、四季折々の鉄道旅行を楽しもう。車窓に流れる風景、行く先々で味わう名物、心はずむ名物列車や特別列車との出会い……。鉄道でめぐる日本は、何と魅力にあふれていることだろう!おもしろコラム、写真も旅情も満載!北へ南へ、日本全国を列車で訪ねる12章。

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にっぽん鉄道旅行の魅力のレビュー一覧

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  • 夏の北海道に、寝台特急「カシオペア」で行く。これが鉄道ファンの夢にとどまらず、いまや最も贅沢な旅のひとつとなっているそうです。飛行機利用が当たり前となっている時代に、グリーン車相当の個室寝台(ツイン)で、食堂車ではフレンチのディナーが味わえる。なにより「時間」という最も贅沢なものをたっぷり消費する北海道への旅なのだ。ヨーロッパの鉄道を知り尽くして『ヨーロッパ鉄道旅行の魅力』ほかの著書を持つ野田隆さんが、改めて日本の鉄道に乗って歩いた旅行記が本書です。ヨーロッパ鉄道と比較する視線が随所に出てきてきます。もっともカシオペアのベッドメーキングはセルフサービスで、ここは豪華列車「オリエント急行」とは違うところだそうですが、オリエント急行と比べられてはカシオペア、ちょっとカワイソウと、にわかナショナリスト(?)になったような気にさせられます。ともあれ、ツインのベッドはL字型になっていて、列車の進行方向と平行に寝るベッドと直角に寝るベッドとがあるそうです。どちらが寝やすいか。それぞれを実際に試してみた著者によれば、進行方向に平行、すなわち窓に平行に寝る方が揺れも少なく快適だとのこと。実際に乗った人でなければわからないこうした情報、知識が満載です。氷見線や山陰など、著者は時間をたっぷりかけていくローカル線の旅を多く選んでいて、いずれも鉄道旅行の魅力を伝える格好のガイドとなっています。iPhoneやiPadに移して携行することももちろん可能です。夏の旅が10倍楽しくなることまちがいありません。(2010/07/09)
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    投稿日:2010年07月09日