書籍の詳細

本書は、起業ジャーナリズムを主導してきたジェフ・ジャービスが、近年の思索と実践をまとめたものだ。その場限りのつじつま合わせではなく、長期的な視点にたって本質的なジャーナリズムを発展させたいと願う読者にとって、本書は多くの知恵を得ることができる必読の書といえるだろう。  重要なことは、ニュースの内容だけでなく、提供する際の形式にもそれ自体、価値があるということだ。また、受け手との間に以前より緊密な関係を築くことで、個々の人のニーズや状況に合ったニュースを、より適切な形式で提供することもできる。ジャーナリストに求められるスキルも以前とは変わる。新たなスキルを磨き、より質の高い仕事をすべきだ。新たな使命を果たすために、どのような手段が使えるか、それを模索していく必要がある。ユーザーを知らずして新時代を語る無かれ。 メディアで働く人間は、老弱男女をとわず、編集者も、記者も、そして営業も広告も、人事も総務も、全員が起業家になる必要がある、という。

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デジタル・ジャーナリズムは稼げるか―メディアの未来戦略のレビュー一覧

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  • 「マス」消滅後、マスメディアはどうすれば生き残れるのか?
    インターネットの登場によって、新聞・雑誌、テレビ・ラジオなど旧来の“アナログ”のマスメディアは部数や視聴率・聴取率の低下に苦しみ、危機に瀕していると言われる。そうしたメディアで活躍していたジャーナリストたちは、従来とは勝手が異なるデジタルメディアの登場によって、新しいジャーナリズムの模索を強いられることとなった。本書では、これまでの少数の送り手が多数の受け手に情報を送るかたちから、デジタルな手段により多数の情報の送り手が存在する現代において、あるべきジャーナリズムのビジネスモデルを探っている。それは、従来の記事の形態にとらわれず、ジャーナリストとコミュニティの成員が共にコンテンツを作り上げていくものだという。
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    投稿日:2016年08月19日