書籍の詳細

大人から子どもまで、日本人も海外の人もわかりやすいように漫画で表現しました。1945年8月6日、世界初の原爆投下で広島は破壊され、多くの生命が犠牲になりました。今後75年は草木も生えないといわれていた広島でしたが、原爆投下直後、8日の午後には広島―西条駅間で鉄道が再開、9日には市内路面電車が運転開始。8日には日銀広島支店が業務を再開、焼け残った日銀の建物で地方銀行12行も営業を再開します。復興のスピードは意外なほど早かったのです。広島の平和記念資料館の展示を見終わった海外からの観光客が驚くのもこの点です。とくに紛争当事国から来た人にとっては、広島の復興は奇跡としか言いようがないようです。広島がいち早く復興できた背景には、当時の人びとの責任感、公共心、そして土壇場でこそ発揮される矜持がありました。原爆が広島の上空で爆発した直後から当事者たちはどのように動いたのかに焦点を当て、広島の奇跡の復興を描くことで、戦禍、災害などからの復興に期待する世界中の人びとに自信と勇気、復興への希望を持ってもうことに合わせて、70年という時間の経過で記憶が薄れつつある日本の多くの人にも知ってもらうことが本企画の趣旨です。

総合評価
5.0 レビュー総数:1件
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まんがで語りつぐ広島の復興のレビュー一覧

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    人の力を信じたい時に
    書籍版の感想です。
    広島市民にはよくメディアに触れられて常識と思われている被爆からの復興エピソードですが、存外しらないことが多くあると知らされる作品です。

    分野も公共・交通・教育・商売・食品・享楽と多岐にわたり、知ったかぶりの広島市民をあっと言わせられる内容ではあります。
    また描き込みも丁寧で分野毎に体系的にまとめられているので非常に読みやすいです。

    ただ正直なところ、そもそもは「戦争していたこと」に触れていないなど『大人の事情』をけっこう伏せてるところがあるのは要注意です。
    (子供など学生にはうってつけです)

    被爆や災害からの復興が「自然にタダで起こったわけではない」と言う事もこの本から学べるかと思います。
    • 参考になった 1
    投稿日:2015年12月25日