Cancer biology and new seeds 抗TF抗体を用いた抗体 -薬物複合体の開発

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【この商品は紙の出版物を、記事単位・論文単位に分割して、電子書籍として配信しています。】抗体-薬物複合体(ADC)の開発は、抗体工学、リンカーテクノロジーなどの技術向上により大変魅了的な領域になってきた。また、トラスツズマブエムタンシン(T-DM1)の臨床での成功により、他ADCの臨床開発が格段に活発となってきた。しかし、抗体に結合しうる抗がん剤の数はせいぜい3個までであり、それ以上の数を付加すると抗体の親和性が低下するということがわかってきている。その原則を通常の抗がん剤に適用すると、治療効果を得るために数十gのADCを投与することになる。結果として、とにかく強力な毒性のある薬剤(メイタンシン、モノメチルオーリスタチンE(MMAE)など)がADCに選択されるようになった。逆にいえば、パクリタキセルやドキソルビシンなど通常の抗がん剤はADCには不向きで、ミセルなどのナノ粒子に包埋して、がんへターゲティングすることになる。もう1つの問題は、抗体やナノ粒子をデリバリーツールとして用いる場合に、対象となるがん間質が豊富な難治性がんの場合、間質そのものがADCのバリアとなる。ゆえに、臨床のがんを対象とする場合は、単純にがん細胞膜特異的分子をADCの標的としても成功しない場合が多い。組織因子(TF)は外因系凝固の開始因子であり、多くの種類のがんで高発現していることが知られている。また、腫瘍血管内皮細胞においても発現していることが判明した。われわれは、抗TF抗体-MMAE複合体と抗TF抗体付加エピルビシン内包ミセルを作製し、それぞれのコントロールと比較して有意な抗腫瘍効果を発揮することを証明した。

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