総説 卵巣癌化学療法におけるベバシズマブの意義と現況 本邦におけるJGOG3022試験を中心に

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【この商品は紙の出版物を、記事単位・論文単位に分割して、電子書籍として配信しています。】卵巣癌の治療において、パクリタキセルとカルボプラチンによるTC療法が標準治療であり、dose-dense TC療法も標準治療の候補である。一方、分子標的薬であるベバシズマブは初回治療におけるTC療法への併用効果が第III相試験で示され、2013年末に本邦でも適応承認を得た。しかし日本人患者に対する安全性および有効性に関する大規模な検討はなされておらず、本邦の卵巣癌治療におけるベバシズマブの位置付けは定まっていない。そこで婦人科悪性腫瘍研究機構(JGOG)は、「FIGO進行期III期-IV期の上皮性卵巣癌・卵管癌・原発性腹膜癌に対する初回治療としての標準的なプラチナ併用化学療法+ベバシズマブ同時併用に続くベバシズマブ単独継続投与例の前向き観察研究」(JGOG3022試験)を計画し、現在進行中である。日常臨床における本剤の意義をより一層明確にし、特有な有害事象の管理法を習熟する上で、JGOG3022試験は非常に重要な試験である。

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【この商品は紙の出版物を、記事単位・論文単位に分割して、電子書籍として配信しています。】卵巣癌の治療において、パクリタキセルとカルボプラチンによるTC療法が標準治療であり、dose-dense TC療法も標準治療の候補である。一方、分子標的薬であるベバシズマブは初回治療におけるTC療法への併用効果が第III相試験で示され、2013年末に本邦でも適応承認を得た。しかし日本人患者に対する安全性および有効性に関する大規模な検討はなされておらず、本邦の卵巣癌治療におけるベバシズマブの位置付けは定まっていない。そこで婦人科悪性腫瘍研究機構(JGOG)は、「FIGO進行期III期-IV期の上皮性卵巣癌・卵管癌・原発性腹膜癌に対する初回治療としての標準的なプラチナ併用化学療法+ベバシズマブ同時併用に続くベバシズマブ単独継続投与例の前向き観察研究」(JGOG3022試験)を計画し、現在進行中である。日常臨床における本剤の意義をより一層明確にし、特有な有害事象の管理法を習熟する上で、JGOG3022試験は非常に重要な試験である。

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