書籍の詳細

中学生のキジはある夜、近所の公園で、人の大きさは十分にある“虫”の卵のような物体を見つける。キジは「それ」を突如として切り裂き、中にいた“生き物”を自宅へ持ち帰るのだが-----。

まだユーザーレビューはありません。最初のレビューを書いてみませんか?

オゲハのレビュー一覧

絞込み条件
  • レビュアー絞込み
表示形式
  • 表示件数
  • 表示順
  • 昔から虫が大の苦手なので、表紙のオゲハの背後に見える脚の質感にゾクッとしつつ…。
    ある日突然空から降ってきた謎の生物。それを発見した少年キジとの心温まる交流が…と思いきや、キジは生物の入った卵に棒切れをぶっ刺し、中身を引きずり出して脚をつかんでズルズル引きずって家まで持ち帰り。オゲハという名前も「アゲハ蝶の汚いヤツだから」という理由で付けられます。
    幼い女の子のような顔をして、頭から背中にかけては人間の身体を持ち、人の言葉をしゃべるオゲハ。
    オゲハがかわいそう!キジひどすぎ!と思う一方、じゃあ自分は虫と出くわしたらどうしているか…と思うと自分のエゴに気づかされたりします。
    最初はオゲハに不気味さしか感じられませんでしたが、キジを守ってくれる存在と信じ、何をされても信頼しきっているけなげなオゲハが段々可愛く見えてきます。キジの心境にも変化が見られ、いつしか二人は兄弟のような関係に。しかし二人の周りにはオゲハを探す何やら不気味な影が…。
    虫が苦手な人にぜひ読んでほしいです。オゲハちゃん可愛い。
    • 参考になった 0
    投稿日:2016年12月30日