書籍の詳細

「理系は言葉ではなく、論理で通じ合う」「他者の認識を実体験する技術で、人間の認知は進化する。」「細胞や脳のしくみから政治経済を考える」「STAP細胞研究は生物学ではない」……。解剖学者養老孟司が、言葉、現実、社会、科学研究において、多くの文系の意識外にあるような概念を、理系の知性と語り合う。『すべてがFになる』などの小説で知られる工学博士森博嗣、手軽にバーチャルリアリティが体験できるデバイス(段ボール製)を考案した脳科学者藤井直敬、話題作『なめらかな社会とその敵』の著者で、「スマートニュース」の運営者でもある鈴木健、『捏造の科学者 STAP細胞事件』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した毎日新聞記者・須田桃子。「前提」を揺さぶる思考を生む四つの議論。

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文系の壁 理系の対話で人間社会をとらえ直すのレビュー一覧

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  • 文系が意識しづらい領域を、四人の理系の知性と語り合う
    文部科学大臣から国立大学への、人文社会科学系、すなわち「文系」の学部・大学院について改組転換を検討すべしという内容の通知がなされたことが話題を呼んでいる。また、近年の大学では文理融合を標榜する学際的分野を扱う学部学科も増えてきている。そんな中、そもそも文系と理系の違いはどこにあるか、本来は文系の領域である社会の問題を理系の視点で見たらどうなるか、といった疑問に答えるのが本書である。解剖学者でありながら社会評論も行う著者と、理系の研究者、あるいは文系理系にまたがる活躍をする人たちとの対談で構成。工学博士号をもつ作家の森博嗣氏とは理系と文系の考え方の違いについて、脳科学者の藤井直敬氏とスマートニュース社会長で東京大学特任研究員の鈴木健氏とは、それぞれ「理系から見た社会」について、毎日新聞記者の須田桃子氏とはSTAP細胞騒動を主なテーマに語り合っている。
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    投稿日:2015年12月11日