臨床の実際 膵頭十二指腸切除術後に経皮経肝胆道ドレナージに起因する偽性肝動脈瘤破裂を呈した一例

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【この商品は紙の出版物を、記事単位・論文単位に分割して、電子書籍として配信しています。】63歳、男。腹部大動脈瘤のフォローアップ中のCTで膵腫瘍性病変を指摘され、MRIのT1強調像にて膵頭部に約2cm大の腫瘍を認め、膵頭部癌と診断した。膵頭十二指腸切除術、Roux-en-Y法再建術を行い、胆管空腸吻合部に経皮経肝胆道ドレナージ(RTBD)チューブを留置した。病理診断は中分化型管状腺癌、pTS2、pN1、StageIIIであった。術後18日目にRTBDチューブ誘導部周囲の出血を認め、26日目に下血したが出血性病変は認めず、チューブを抜去した。33日目に吐血し、肝動脈瘤破裂に伴う胆道出血を疑った。肝動脈造影にてA3より造影される約3mm大の動脈瘤を認め、コイル塞栓にて瘤の消失を認めた。

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