臨床の実際 トウモロコシ穂軸による食道異物の1例

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【この商品は紙の出版物を、記事単位・論文単位に分割して、電子書籍として配信しています。】38歳男。昼食摂取後からの嚥下時痛を主訴とした。知的障害を有し、喉頭鏡にて明らかな異物は認めなかったが、頻回に飲水しては嘔吐を繰り返した。翌日の上部消化管内視鏡検査で食道内腔を占める硬い異物による完全閉塞を認め、内視鏡的に摘出を試みたが不可能であった。その際、誤嚥による窒息から心肺停止状態となり、蘇生処置により回復したが意識状態の低下を認めた。観血的異物摘出術を施行した結果、異物は前日の昼食内容にあったトウモロコシの穂軸が咀嚼されず食道第一狭窄部に嵌頓したものであると考えられた。術後は、蘇生後の脳浮腫が進行し、また誤嚥性肺炎の悪化による敗血症から多臓器不全をきたし、第10病日に死亡した。食道異物症例は診断の遅れが致命的となることもあるため、患者の訴えが不明確となりやすい知的障害を有する場合には慎重な問診、画像検査が肝要である。

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【この商品は紙の出版物を、記事単位・論文単位に分割して、電子書籍として配信しています。】38歳男。昼食摂取後からの嚥下時痛を主訴とした。知的障害を有し、喉頭鏡にて明らかな異物は認めなかったが、頻回に飲水しては嘔吐を繰り返した。翌日の上部消化管内視鏡検査で食道内腔を占める硬い異物による完全閉塞を認め、内視鏡的に摘出を試みたが不可能であった。その際、誤嚥による窒息から心肺停止状態となり、蘇生処置により回復したが意識状態の低下を認めた。観血的異物摘出術を施行した結果、異物は前日の昼食内容にあったトウモロコシの穂軸が咀嚼されず食道第一狭窄部に嵌頓したものであると考えられた。術後は、蘇生後の脳浮腫が進行し、また誤嚥性肺炎の悪化による敗血症から多臓器不全をきたし、第10病日に死亡した。食道異物症例は診断の遅れが致命的となることもあるため、患者の訴えが不明確となりやすい知的障害を有する場合には慎重な問診、画像検査が肝要である。

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