書籍の詳細

ロンドン警視庁の犯罪資料館「黒博物館」に展示された“かち合い弾”と呼ばれる謎の銃弾。ある日、それを見せてほしいという老人が訪れたとき、黒衣の学芸員は知ることになる。超有名な「お嬢様」と、「もうひとり」が歴史的大事件の裏で繰り広げた、不思議な冒険と戦いを…! 藤田和日郎の19世紀英国伝奇アクション超待望の第2弾、ここに開幕!!

総合評価
5.0 レビュー総数:1件
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黒博物館 ゴーストアンドレディのレビュー一覧

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    不屈ということ
     自分が絶望し、すべてを諦めたその時に殺されたいと願うヒロインと、彼女の痛みと輝きに引き付けられ、その願いを叶えようとする幽霊の物語。
     ファウストとメフィストフェレスのようでもあります。
    シェイクスピアが似合う19世紀後半のロンドンを始めとする舞台にも引き付けられますが、これはある偉大な女性の闘争の記録であり、ある男性の魂の救済の物語でもあるかもしれません。
     いかなる苦境や困難にあっても屈することなく光に向かって進む崇高な精神は、折れてしまった心や闇に沈んでいこうとする魂さえも暖かく照らし出す。

    余談ですが、諸星大二郎先生が好きな父(60代後半)が、寄稿本や最近のテレビ出演で藤田先生を知ったとかで、私に何か藤田漫画を読ませろと言ってきまして。
    考えた末、先日、誕生日に上下巻セットでこの作品をあげときました。一晩で読破してしまい、大変面白かったと申しておりました。
    次は、うしとらにハマらせようと目論見中です。



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    投稿日:2016年03月21日