書籍の詳細

私たちは日々、五感――視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚――からたくさんの情報を得て生きている。中でも視覚は特権的な位置を占め、人間が外界から得る情報の8~9割は視覚に由来すると言われている。では、私たちが最も頼っている視覚という感覚を取り除いてみると、身体は、そして世界の捉え方はどうなるのか――? 視覚障害者との対話から、〈見る〉ことそのものを問い直す、新しい身体論。生物学者・福岡伸一氏推薦。

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目の見えない人は世界をどう見ているのかのレビュー一覧

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  • 〈見えない〉とは、脳の内部に新しい扉が開かれること
    ふだんあまり意識することはないが、我々の生活は、そのかなりの部分を視覚に頼っている。あらゆるものごとが「目が見えること」を前提としているために、視覚障害者に対して「不自由さ」に同情することはあっても、彼らがどのように身のまわりの世界を認識しているか、ということまでは、なかなか想像が及ばないのではないだろうか。本書では、健常者とは異なる、「目の見えない人」たちの空間認識、感覚、体の動かし方、コミュニケーション方法などを、視覚障害者への取材を通して明らかにしている。また、違いを認識し、単に足りないものを補う援助を越えた、障害に対し新しい価値を見出す福祉のあり方を提案している。
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    投稿日:2015年10月02日