書籍の詳細

常世より迷い出でた“稀人”が憑きし心ある器物“付喪神”―― 人ながら稀人を宿すことで“現人神”となり得る少女・ぼたんと、付喪神を常世に帰すことを生業とする青年・兵馬。ぼたんを現人神として覚醒させようと目論む唐傘の襲撃を乗り越え、絆を深める二人。だが、現人神の存在を巡る疑惑が束の間の平穏に影を差す――思い合い、計り合う。絆と恋の付喪ノ語り、信念と決意が交錯する第九巻。

総合評価
4.5 レビュー総数:2件
評価内訳

もののがたりのレビュー一覧

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  • 良くある対象だが稀なストーリー
    人間と霊体との争いであれば良くある話だと思いながら、表紙に引かれて無料で2冊読んでみた。付喪神というのも時折目にする対象だが、この本での付喪神はちょっと違う。
    物に稀人が付いて命を授かり、時には人に祟り、時には人と共に付喪神を退治する。
    ただの戦闘物ではなく、それというのも戦闘にあまり力を入れている様子ではなく、あっという間に戦いが終わる事もあり、非常にテンポが良い。長々と同じ場面で時間を取るのではなく、「そう来たか~!」というような仕掛けが満載。
    思わず全巻大人買いしてしまいました。
    そして全く満足しております。
    この続きが楽しみなシリーズです。
    • 参考になった 0
    投稿日:2019年02月17日
  • 絵が綺麗で読みやすい
    物に魂が宿り付喪神「つくもがみ」となる。
    その付喪神を憎む主人公。
    付喪神全てが「悪」でないと諭す祖父。
    そこから、付喪神を知り歩み寄る為に、付喪神達を家族として一緒に過ごす女性の家に居候する事に…
    色んな付喪神がいて、善や悪とも違い個性があって…
    ソレを感じて変わり始める主人公…
    居候先の女性の生い立ちや付喪神の存在する理由等…
    戦闘描写等でたまに分かり辛い時もありますが、
    スッキリした絵柄なので読みやすいですし、
    話もよくある(良い意味で)感じなのでお勧めです。
    付喪神の事を見てると、物の扱い方を考えたりします。
    持ち主によって、物も幸せを感じるのかな?とか…
    日本は八百万神の国…
    神様も沢山いると考えると、物に魂が宿ると言うのも頷けるような…
    主人公が真っ直ぐ過ぎて、だけどぶっきらぼうで言葉足らずで、勘違いを生む事が多い(笑)
    でも憎めない(笑)
    硯「すずり」と鏡「かがみ」のやり取りとか、個人的には好きです。
    • 参考になった 6
    投稿日:2016年05月22日