近藤ようこ

小学館

ジャンル:青年マンガ

500円 (税別)

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eBookJapan発売日:2015年03月30日

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遠くにありて 1巻の内容

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遠くにありて 1巻の詳細

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「故郷は遠きにありて思うもの」…故郷を持つ人なら、一度や二度はこのフレーズを噛み締めたことがあるのではないでしょうか。たまに故郷に帰ると、その暖かい居心地に、Uターンして田舎に住もうか、なんて惑わされますからね。近藤ようこの名作『遠くにありて』は、遠くから故郷を思うのではなく、東京から故郷に帰った主人公が、東京への憧れを捨てきれずに田舎暮らしを続けるお話。中山朝生(あさみ)は東京の大学を卒業したものの、希望する職に就けなくて、故郷の私立高校の教壇に立つことになります。自分の夢への再チャレンジを期して、教師は一時的な腰掛けと思いつつ葛藤の日々を過ごすのですが、その揺れ動く心の機微が実に丁寧に描かれています。アパートの大家である老婆と同級生の男性とのふれあいとを中心に物語が進むのですが、この老婆…おばあちゃんが素敵。達観したような笑顔を絶やさずに一人暮らしを続けています。やがて三人は、落ち着く場所へと、向かいます。後半、中山が家族と一緒にアルバムを見ながら家族についてポツリとつぶやく言葉に、ぐっと胸に沁みこむように癒されました。五月病がなかなか治まらない人にも読んでほしい、心のクスリのような本です。(2015/6/12)
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