書籍の詳細

『ぶっせん』『イムリ』と常に話題作を送り出し、唯一無二の個性を発揮し続ける鬼才・三宅乱丈の代表作、大きな話題を呼んだサイキック・ロマン巨篇が、全編にわたる徹底的な加筆修正と150ページ以上の描き下ろしクライマックスを加えた「完全リマスター・エディション」が、ここに新生!数々の話題作を手がけるジェノスタジオによって、アニメ化が決定!!監督を務める大森貴弘氏が10年以上、映像化を切望していた本作。シリーズ構成は『夏目友人帳』で大森氏とタッグを組んだ、村井さだゆき氏。 【イントロダクション】人の脳内に潜り込み、記憶を操る能力を持つ者達がいた。彼らのその力は、事件の揉み消しや暗殺など、裏の世界で利用されてきた。人の精神を壊すほどのその力は、同時に彼ら自身の心を蝕んだ。彼らはお互いを鎖で縛り付け合うように、脆く危うい心を守った。彼らは恐れと蔑みからpet(ペット)と呼ばれた。

総合評価
3.0 レビュー総数:1件
評価内訳
  • 0件
  • 0件
  • 0件
  • 0件

ペット リマスター・エディションのレビュー一覧

絞込み条件
  • レビュアー絞込み
表示形式
  • 表示件数
  • 表示順
  • 人の精神世界と記憶を巧みに描いた作品
    同作者の「イムリ」にハマったことがきっかけでこの作品を読み始めました。このリマスターエディション版は加筆修正と150pの描き下ろしクライマックスが加えられているようですが、私自身はオリジナル版を読んだことはありません。
    恐らく2000年代頃の日本を舞台に他人の精神や記憶に干渉できる特殊能力を持った人々と裏社会を描いた作品ですが、全体的には特殊能力を持って生まれたが故の生きにくさや特殊な人間関係を通したヒューマンドラマのような雰囲気です。
    この作品の見どころは人間のトラウマや幸福体験の記憶と感情を「一つの光景」として巧みに描いている所と、話が進むにつれて人間関係の細かなピースが繋がってくるところだと感じました。
    全5巻の割には内容も濃い上に大部分の疑問や伏線についてはしっかりと解消されますが、クライマックスについてはリマスター版でかなり加筆収録されたとはいえども、やや消化不良気味で好みが分かれる終わり方かと思います。
    • 参考になった 1
    投稿日:2018年04月30日