書籍の詳細

文具メーカー勤務のサラリーマン・上野原が、勤務中や休日に歩いた都内の風景の数々。北品川、目白、吉祥寺、井の頭公園…。ふと目にとまった出来事を淡々と描くことが、ここまで上質な人間ドラマを生み出した。「孤独のグルメ」の黄金コンビが贈る、極上のエッセイ風コミック。

総合評価
5.0 レビュー総数:4件
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散歩もののレビュー一覧

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  • まさに「孤独のグルメ」の街歩き版
    原作・作画が「孤独のグルメ」を生み出したコンビなだけに、雰囲気・内容ともに「孤独のグルメ」そのまま。たまたま訪れた土地でふらりと立ち寄った商店街や住宅街。何か特別な大発見や事件があるわけではないけど、ふとした小さな気付きや出会いが新鮮。
    こういう街歩き、自分も好きだな。
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    投稿日:2017年02月19日
  • 近代までの忘れ物を素朴に
    余りガラではないのですが、追悼レビューです。
    と言うか、谷口氏はこの作品しか読んでいないのですが。
    東京散策に憧憬というキーワードを絡めた久住氏の世界を素朴に描いています。
    余り若い人にはどうってことない小さな拘りを主人公が豊かな表情で追い回しています。
    「く~ねるまるた」や「三丁目の夕日」なんかと通じるテーマではあるんですが、脚色が日常から逸脱しておらず、それだけにかつてあった風景の掛け替えなさを描いているとも言えます。
    淡々と読んでいくと面白くないと思うヒトも居られるでしょうが、コレが面白いと思う人も少なからずなのですよ。
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    投稿日:2017年02月13日
  • おお~、これはおもしろそう! 『孤独のグルメ』を世に送り出した黄金コンビによるエッセイ風コミックだそうです。あの淡々とした空気感がいいですよね! では読んでみましょう。……うむ、やはり超淡々です\(^o^)/ 都内に暮らす、ごく普通のサラリーマンを主人公に、彼が散歩中に見たもの、思ったことが、特にがーっと盛り上げられたりすることもなく飄々と描かれていきます。あとがきによると、この漫画は「通販生活」という雑誌で連載されていたのだそうで、そのため、漫画雑誌に掲載されるものとは趣が異なります。漫画家さんにとっては、特殊なお仕事の部類に入るものではないでしょうか。この作品の雰囲気、ぜひお楽しみください。 (2012/10/23)
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    投稿日:2012年10月23日
  • 散歩、というか探検なのかな? 今はもう無理ですが、昔は2年ごとに引っ越しをしていて、そのたびに新居の周りを歩き回っていました。人が多く住む場所には必ず商店街があって、眺めて歩くだけでも楽しいし、ちょっと大通りを外れると、雰囲気のある喫茶店やカウンターだけのおいしいラーメン屋を見つけたりして、得した気分になったり。ワクワクしながら半年くらいかけて歩き倒したものです。そんな経験があるせいでしょうか、この作品の世界観はとても心地良いものでした。勤務中の空いた時間や休日に、主人公が歩いた都内各地。吉祥寺や井の頭公園など、人気スポットではあるけれど観光目的ではなく、あてもなく歩いておもしろそうな路地があったら横道にそれる。そこには時代にとらわれない一角があったり、懐かしきものがあったり。ただ淡々と描かれた八話の小編ですが、なかなかの掘り出しものです。欲を言えばあとがきにある中野ブロードウェイの屋上庭園も描いてほしかったですが、これを読んだ後ではあてもなくという趣旨に反してしまいますね。少し残念。(2012/8/10)
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    投稿日:2012年08月10日