書籍の詳細

「手のひらにおひさまをあてるとほっとあったかくなりますよ」。自然と語り合い、流れに身を任せてたゆたうコイソモレ先生から発せられる言葉は、あたりまえなんだけど、いつのまにか忘れてしまっていたことばかり。しりあがり寿の名作、癒しの完結編です。

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コイソモレ先生のレビュー一覧

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  • 読み進めるごとに湧き上がる疑問――これは何だ。自分はマンガを読んでいたはずだ。しかし目の前のこれは本当にマンガなのか。「絵」と言っていいのか、マンガ的記号に毛が生えたような作画、書き殴られた文字、筋も脈略もない内容……マンガだと言いきれる要素は、1ページを4つのコマで区切っているという、ただそれだけ。しかしそれら全てが相まって、とんでもない“マンガ”が! これはただ「シュール」という言葉では片付けられません。下手、上手、面白い、面白くない、シュール、ベタ……そんな“評価”をすべて拒否した作風は唯一無二。読みながら感じるのは、自分の悩みなどどうでもよくなるような、あたかも無我の境地へと連れて行かれるような不思議な感覚。それらを一旦感じてしまったら、稀にある「意味がある作品」に物足りなさを感じてしまうほど。まずは立ち読みでその強烈な違和感を感じてみてください。
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    投稿日:2009年09月01日