書籍の詳細

憧れのEさんに告白するため、日本一周して強い男になる!『ブラック・ジャック創作秘話』も大好評の、36歳漫画家の体を張った旅日記。第2巻では、沖縄からひらすら北を目指します。途中で寄った実家の富山で起きた大事件が、吉本さんの旅に大きな影響を与えます。そして旅を終え、Eさんの住む宇都宮へ。吉本さんの想いは届くのか?大注目の完結編です。

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日本をゆっくり走ってみたよのレビュー一覧

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  • 昔、バイクに興味があったころ、バイク雑誌を読む楽しみの一つに、読者投稿のツーリングレポートがありました。それを読んでいると、まるで自分もツーリングしているような錯覚というか疑似体験ができて、飽きませんでした。『日本をゆっくり走ってみたよ』は、吉本浩二が250ccのオフロード型バイクにテント等の大荷物をくくりつけて、4ヶ月間かけて日本一周するツーリングレポート風のマンガです。話題作『ブラック・ジャック創作秘話~手塚治虫の仕事場から~』『昭和の中坊』の作画を担った著者だけあって、写実的で親しみやすいカットがツーリングのライブ感を醸しています。そして、このマンガの最大の魅力は、副題にもつけられた「あの娘のために日本一周」というテーマです。あの娘とは宇都宮に住むEさんで、「日本一周して強い男になって、彼女に告白する」というゴールが設けられているのです。そもそもマンガそのものが、Eさんに対しての独白でその日の出来事がつづられ、「もし、Eさんと一緒なら」といった妄想も少なからず登場するので、ゴールにおける恋路の結末が気になって仕方なくなります。果たして著者は、旅の目的を成就させられるのでしょうか。楽しいばかりの旅ではなく、ほろ苦い場面も登場しますが、読後は著者同様に風を切って走りきった満足感に浸れます。(2012/11/27)
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    投稿日:2012年11月27日
  • そうそう男子たるもの、一生に一度ぐらいはバイクで日本一周!なんて思うよね。それは自分探しの旅だったり、まだ見ぬ日本各地の風景に憧れたり。その旅が終わるころには何か新しいものが待っていて、道中の経験が明日への糧になる、みたいな清々しさがこの手の物語にはあるはずなんですが、ああなのにこの作品はとっても息苦しい。主人公は30代半ばの連載が終了して先のあてがない漫画家。秘かに憧れる女の子に告白するため、強い男になってくると奮起して旅に出る…、などど20代ならともかく、これ実話って言ってしまっていいの?って感じ。で、旅先でもやたら変な人に声かけられるし、風俗にも飛び込めずウジウジするしで、もうイタさオーラ全開。”てめーしっかりしろよ”って突っ込み入れたくなってしまいます。引いてしまう人は多いかもしれません。でもね、ダメ男の日本一周なんてこんなもの、とありのままに見せてくれてるのが潔いとも思うのです。最後はなんだかんだ思っても”頑張ったな”と言いたくなりましたもの。まあ、強くなってはいないぶん小声で、ですけどね。(2012/7/27)
    • 参考になった 0
    投稿日:2012年07月27日
  • 日本をゆっくり走ってみたよ ※巻数2冊新規急ぎリリース
    「片想いの娘に告白するためには、強い男にならなければいけない! バイクで日本一周を達成できれば、強い男になって、あの娘と付き合えるはずだ!」そう決意して、本当に旅に出た吉本浩二先生。その旅の内容は、ネタバレになるので詳しくは言えませんが、よくぞここまで赤裸々に描いたなあ、という内容です。ちなみに女の子ならドン引きするかもしれません。(いや、ドン引きしないでほしいです!!) そして衝撃のラストを受け止めてください!!
    投稿日:2012年07月20日