扉の外

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修学旅行に行くはずだった高校生・千葉紀之が目を覚ましたとき、そこは密室で、しかもクラス全員が同じ場所に閉じこめられていた。訳もわからず呆然とする一行の前に、“人工知能ソフィア”を名乗る存在が現れる。ソフィアに示される絶対の“ルール”。だが、紀之は瞬間的な嫌悪感から、ソフィアからの庇護と呪縛を拒否してしまう。紀之以外のクラスメイトは全員そのルールを受け入れ、ルールが支配する奇妙な日常がはじまった。孤立した紀之はやがてひとつの決心をするが……。

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修学旅行に行くはずだった高校生・千葉紀之が目を覚ましたとき、そこは密室で、しかもクラス全員が同じ場所に閉じこめられていた。訳もわからず呆然とする一行の前に、“人工知能ソフィア”を名乗る存在が現れる。ソフィアに示される絶対の“ルール”。だが、紀之は瞬間的な嫌悪感から、ソフィアからの庇護と呪縛を拒否してしまう。紀之以外のクラスメイトは全員そのルールを受け入れ、ルールが支配する奇妙な日常がはじまった。孤立した紀之はやがてひとつの決心をするが……。

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ユーザーのレビュー

(5.0)

投稿日:2015年12月16日

複雑な人間関係模様の描写が面白い!

ページをめくりながら、まだ終わらないで、と読みきるのが惜しくなるような
そんな作品でした。

衝撃的な冒頭。読者にも全く状況がつかめない突然日常から切り離され隔離された空間での生活。
そして、明確なそれでいて意味不明な生活のためのルール。どんどん物語に惹きこまれました。

人間関係描写も面白い。
密室にある意味軟禁された状態での男女。協調するか、独断専行か。
そんな中、物語は後者の人間の主観で進んでいきます。

主人公は感情移入できそうで出来ないあくの強い性格。
でも、その主人公の周りに集う4名の女性の存在と人間模様が非常に面白いんです。
高校生だとは思えない会話や関係性に少し違和感を感じますが、
だからこそ時折見せる年齢相応のしぐさに萌えを感じてしまうわけですよ。

そんな本当に魅力的だけれども、明確に性格の違う4人の女性。
弱みとか、強がりとか、クラスメイトとの人間関係などなど読んでいて気持ち良いくらいに面白いですよ。

ただ、難点を挙げるとすれば、1巻はラストが弱い。
そもそもの導入部分のからくりの説明がないってコトでしょうか。
できれば、上下巻にして徹底的に書き込んで欲しかったですね。
それだけもっと読みたいって感じさせてくれた作品です。
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