書籍の詳細

あの井之頭五郎が帰ってきた! 男が一人で淡々とメシを食う姿を描いた人気ハードボイルド・グルメマンガの新作がいよいよ登場。おでん、ラーメン、ピザ、ブリ照り焼き定食など、今回もゴローがさまざまなメニューを食いまくります(なんと初の海外出張も!)。

総合評価
3.0 レビュー総数:2件
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孤独のグルメ【新装版】のレビュー一覧

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  • 中年のおっさんが淡々と食事を楽しむ
    50%ポイント還元キャンペーンの対象になっていたのでこの機会に購入して読んでみた。数年前にドラマ化されたり話題になっていたのは知っていたが、これまで読んだことは無かったので、良い機会だった。
    漫画としては古い作品だし、実際読んでみると昭和臭がプンプン。
    主人公の“孤独”な男が街中のひなびた食堂や回転寿司などに入り、淡々と食事をしながら淡々と感想を思い浮かべる。各話は短く単調で、いつもたまたま出会った食事を美味しい美味しい言っているだけなのだが、妙に惹かれる。本当に美味しそう。
    と言いながら、主人公が中年のおっさんらしく、表情にはその喜びが全然表れていなくて無表情なのに、実は結構喜んでいるという、その表情と心情のギャップがまた「孤独な男の食事」らしくて良い。
    絵も淡々としているけど実は結構描き込まれていて、それも現実感。
    凄くお勧め出来るというほど面白い作品では無いけど、読んでみると妙に惹かれる、そんな作品。
    • 参考になった 4
    投稿日:2017年02月06日
  • 発表から十数年以上の歳月が経ちながら、ロングセラーとして新しい読者を魅了し続ける料理マンガ、それが『孤独のグルメ【新装版】』。谷口ジローが描いたことでも知られていますが、最近話題の『花のズボラ飯』(漫画:水沢悦子)の久住昌之が原作を担った作品ですから、質の高さは推して知るべし。通常の料理マンガと違うのは、料理に対してのうんちくや美味さを表現するための美辞麗句が並ばないということですが、逆に料理マンガとしてその2大チェックポイントが抜けていても面白さが群を抜いているというのは、なんとも不思議なことです。内容は一話読み切りスタイル。主人公の井之頭が、仕事で赴いた土地の店にブラリと入り、「もぐもぐ」と料理を味わい、「うまい」と口にし、さらに淡々と箸を進めるのですが、その描写が本当にうまそう。単調に思われるかもしれませんが、どの店を訪れる時も井之頭はいつもひとり。しかも下町の馴染み客ばかりの店や主婦でにぎわう昼下がりの回転寿司店、ファミリー層で賑わう休日のランチ等にスーツ姿の井之頭がブラリと店へ入るのですから、孤独が際立ちますが井之頭はお構いなし。定食を食っては「もぐもぐ」、「うん!これこれ」…毎度こんな感じのパターンなのにやっぱり美味しそう。気ままに店に入って、気兼ねなく食べたいものをたらふく食う、その繰り返しなんですが、そそられるマンガなんですよね。面白さの隠し味はやはり「孤独」なんでしょうかねえ。(2012/7/24)
    • 参考になった 7
    投稿日:2012年07月24日