書籍の詳細

このとらねこ一代記が、何を風刺しているかなどと考えなくても、すごいバイタリティーをもって生き、かつ死んだ話をおもしろいと思ってみればよいと思う。上級から大人まで開いてみて、それぞれに受けとめられるふしぎなストーリーでもある。飼い主へのつながりが無視され、前半と後半が途切れているようで、みていくとつながってくるふしぎな構成である。――日本経済新聞「こどもの本」書評より※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

総合評価
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100万回生きたねこのレビュー一覧

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    ☆好きな猫本☆淡々と、一匹の雄のとらねこの生涯が描かれている。時代々々でとらねこの飼い主は代わる。とらねこも時代々々で死んで、また新に生まれる。けれど心は変わらない。悲しいという感情を知らない。とらねこを失う飼い主の悲しみを知らない。何度目かの生まれ落ちた時代でとらねこは真っ白な雌のねこと出逢い、飼い主を持たず家族を持つ。共に過ごすうちに老いたしろねこの時間が先に止まる。泣いたことのなかったとらねこは涙を流して泣く。初めて、知ったのだろう。解釈は人それぞれ。読む度に泣かされる絵本はあまりない。子ども向けとか、大人向けとか分からない。淡々とした語口なんだけど。
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    投稿日:2017年02月28日