選択的動注放射線併用療法が有用であった妊娠合併上顎癌の1例

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【この商品は紙の出版物を、記事単位・論文単位に分割して、電子書籍として配信しています。】患者は、妊娠7カ月の42歳、女性。2005年2月、上顎癌に対して放射線治療を開始した。26Gy照射後、帝王切開で出産した。出産後、選択的動注化学療法(CDDP60mg、5-FU4,500mg)と放射線療法(総量24Gy)を併用した。治療後、完全腫瘍摘出手術が施行された。治療後、34カ月を経て、再発や遠隔転移を認めない。本症例において胎児の呼吸線量は、3.7mGyと推定した。受精後16週以降に発生する胎児の影響は発育遅延で、閾値線量は100mGyであるので、許容できる範囲の被ばく線量と考えた。

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