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【臨床・創薬利用が見えてきたmicroRNA】 第1章 microRNA診断 6.乳がんにおけるmicroRNA診断

【この商品は紙の出版物を、記事単位・論文単位に分割して、電子書籍として配信しています。】乳がんにおいては,その多様な組織発生や病態に応じて多くのmicroRNA(miRNA)の発現異常が知られている。とりわけ,がん幹細胞の維持やエストロゲンシグナル,p53など乳がんにおいて重要な分子経路にmiRNAが深く関与していることが明らかになってきた。さらに,乳がんの転移や化学療法に対する抵抗性獲得におけるmiRNAの発現異常とそれに伴う複数の標的遺伝子の発現変化の詳細が解明されてきた。乳がんにおけるmiRNAの役割を解明することで,今後新たな分子診断や治療法の開発が進むことが期待される。

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