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【臨床・創薬利用が見えてきたmicroRNA】 第1章 microRNA診断 10.腎がんにおいて異常発現するmiRNAとその機能

【この商品は紙の出版物を、記事単位・論文単位に分割して、電子書籍として配信しています。】腎細胞がんは成人腫瘍の約3%と頻度は低いが,泌尿器系腫瘍の中では前立腺がん,膀胱がんに比較して予後が悪い。進行性腎細胞がんに対する有効な化学療法はなく,外科的切除が第一の治療法であったため,分子標的薬の開発が切望されてきた。近年,スニチニブ,ソラフェニブなどが用いられるようになってきたが,耐性をもつ場合も少なくなく,選択肢を増やしていくことが必要である。そのためには開発もさることながら,腎がんに存在するゲノム異常,発現異常を頻度も含めて網羅的に把握し,標的候補分子やシグナル経路を特定することが重要になる。m (...)

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