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8.胆汁酸トランスポーターの異常による肝内胆汁うっ滞

【この商品は紙の出版物を、記事単位・論文単位に分割して、電子書籍として配信しています。】肝細胞毛細胆管側膜に局在するトランスポーターであるbilesaltexportpump(BSEP)は,胆汁中への胆汁酸輸送能を担っている。肝細胞から胆汁中への胆汁酸排泄は,胆汁流形成の主要な駆動力であるため,BSEPの機能不全は肝細胞内での胆汁酸の蓄積を招き,最終的には肝内胆汁うっ滞として顕在化する。本稿では,胆汁酸トランスポーターの実体としてBSEPが同定されるまでの過程について述べた後,BSEPと肝内胆汁うっ滞との関連について概説し,最後に肝内胆汁うっ滞の薬物療法の可能性について考察する。

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