365+1【イラスト付】

620円 (税別)

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恋人同士の紺と綾野は、上京し共に夢を追うはずだった。けれど母親が倒れ、綾野は地元に残ることに。距離が離れてもふたりの仲は揺らがない、そう思っていた。なのにいつしか綾野は、自分の変わり映えしない日常に焦りを感じ始める。そして、久しぶりに帰省した紺に“変わらずに待っている安心感”を求められたことで、綾野が感じていたふたりの間の亀裂は決定的になり──。

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恋人同士の紺と綾野は、上京し共に夢を追うはずだった。けれど母親が倒れ、綾野は地元に残ることに。距離が離れてもふたりの仲は揺らがない、そう思っていた。なのにいつしか綾野は、自分の変わり映えしない日常に焦りを感じ始める。そして、久しぶりに帰省した紺に“変わらずに待っている安心感”を求められたことで、綾野が感じていたふたりの間の亀裂は決定的になり──。

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ユーザーのレビュー

(5.0)

投稿日:2015年06月13日

でも私は久保田が一番好きです!

凪良さんでは1、2を争う好きな本『愛しのいばら姫』に出てくるトップモデル美山が暴れる『365+1』。主人公ふたりがもだもだしているせいで入る亀裂にこれでも喰らえと手を突っ込み華麗にぶっ裂きます。
それらの美山の行動の切ない理由については『いばら姫』をご参照のことでーなのですが、いいとこなしの紺と綾野の(美山言うところの)田舎者カップルが語らずとも理解し、そっと寄り添う様子が優しくて泣かせます。

いいとこなしと言われてしまった主人公ふたりは物語のほとんどでうだうだしています。でも決してそれは悪い印象ではなく、誰もに心当たりのある行き止まり感。理想と現実のギャップ、不安や諦めや苛立ち。傷や後悔も乗り越えて後半の山場、モードフェスの舞台で昇華させます。恋愛の要素は大きいけれど、それよりも青春だよなあ。

個々の成長が著しくでも最後に綾野も言っているけれどそんなに変わるもんでもない訳で、下らないと思うようなことに悩んだりもする。
あー、また『いばら姫』よみたくなってきたぞ。んでまたこっちに戻ってくる無限ループ。ぜひ一緒にぐるぐるしていただきたいですー。
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