書籍の詳細

リンカーン・ライムシリーズからスピンオフした美貌の“人間嘘発見器”。この女を欺くことは誰にもできない――。他人をコントロールする天才、ダニエル・ペル。カルト集団を率いて一家を惨殺、終身刑を宣告されたその男が、大胆かつ緻密な計画で脱獄に成功した。ペルを追うのは“ウォッチメイカー”事件でリンカーン・ライムと行動を共にした、いかなる嘘をも見抜く尋問の天才キャサリン・ダンス捜査官。ペルとダンス、二人の天才が熱い火花を散らす頭脳戦の幕が開く!2008年週刊文春ミステリーベスト10第3位、このミステリーがすごい!第5位。【キャサリン・ダンスシリーズ第1作】

総合評価
4.0 レビュー総数:1件
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    洗脳が解ける人、解けない人
    ひねりを持たせるためかもしれないが、最終的に洗脳から逃れられた登場人物とそうじゃない人物の差というか、「何が」それぞれを分けたのかに触れて欲しい気がした。特に終盤、ある行動を「しなかった」登場人物については唐突な変容に見えた。一般化できるものではないにしても。
    一番の洗脳装置は教育と家庭という気がしないでもない。
    それが「良識」として作用するうちはともかく…
    思わぬ伏兵が2人いたが片方には全く気付かなかったので唸らされた。
    また、純粋な信念が尖鋭化したときほど恐ろしいものはない、というのには全く異論がない。カルト、洗脳する側の悪だけではなくその被害者側、裁く側の悪も掘り下げているのは二律背反ではなくリアリティを感じる。
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    投稿日:2016年11月19日