書籍の詳細

『魔王ダンテ』『デビルマン』創作の源泉となった『神曲』を永井豪がイマジネーション溢れる筆致でコミカライズした傑作。「白派」と「黒派」に分かれ、激しい政治的争のあった600年前のイタリア・フィレンツェ。市民の信頼を得ていた「白派」のリーダー、ダンテは「黒派」の裏工作(軍事クーデーター)によってフィレンツェを永久追放されてしまう。いまだかつて誰一人として生きて出られたことのない暗き森を彷徨うダンテだったが、星の導きによって脱け出ることに成功する。しかし、そんな彼の前に次なる試練が待ち受けていた……。

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ダンテ 神曲のレビュー一覧

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  • 原作である『神曲』の挿絵・ドレのタッチを再現したかのような重厚な描線は、『デビルマン』や『マジンガーZ』とは異なる著者の新たな側面をみるかのよう。『神曲』そのものの知名度はかなりのものだが、その内容まで把握している人は少数ではないだろうか? 本作は作者自身の『神曲』への独自解釈が入っているとはいえ、物語展開そのものは『神曲』を踏襲しており、ダンテの懊悩や地獄巡りの心情が細かに描き込まれている。あえていつものタッチやギャグテイストを排して、原作の世界観を重視して描いているところにも著者の“『神曲』愛”を感じる。はっきりいって面白い!!
    • 参考になった 1
    投稿日:2016年12月16日