書籍の詳細

孤独死した80代女性の部屋の特掃。外まで異臭が漏れるほど汚染された部屋で遺品の中からある物を懸命に探す女性の兄。それは兄妹にとって、貴重品や金目の物よりも価値のある決して捨てられない遺品だった。

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命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~のレビュー一覧

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  • 命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~
    本誌でも連載が続いてる、生と死を見つめなおす人生の軌跡を辿る人気シリーズ。派遣OLの森内は、数年前に死んでしまった母親の遠い親戚の死を警察から聞き、アパートに後処理に向かった。顔も知らない親戚のために死の処理をしなければいけない矛盾に腹が立ち、作業者に文句を言うが、淡々と仕事をこなす彼を見てその仕事に興味がわき、ひょんなことから彼の会社「遺品整理業社ヒューマンズ」で働くことになる。…遺品整理業とは、さまざまな死の現場に残された故人の遺品などを依頼されて整理・処分するお仕事。森内や社内で働く人たちの複雑な境遇や生き方を通して、家族たちの故人への想いが静かにやさしく胸に染み渡る作品です。
    投稿日:2015年08月28日
  • 例えばの話しですけど、不慮の事故などで突然自分が死んでしまったら、自分の服とか靴とか鞄とかは遺品ってことになって、きっと親とか嫁とかがそれを処分したり、思い出の品としてとっておいたりするわけじゃないですか。そういう処理しやすいものはいいと思うんですけど、これどうしよ…的なものも多少出てくると思うんですよ。といいますか、「あいつ、こんな趣味あったんだな…」とか思われちゃうアイテムが出てこないとも限らないじゃないですか。だから、そういうものを生前に自分の責任できちんと処分するためにも生きなきゃいけないと思います。生きる意味って結局はそういうことなんじゃないかなって思うんです。違いますかね。まぁ、そういう側面もあっていいですよね。というわけで、今回ご紹介させていただきます作品はこちら『命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~』でございます。掛け値なしに面白かったです。自殺や孤独死といった理由で亡くなってしまった人の家に残された故人の生活の痕跡(結構生々しいんですが)を文字通り拭い去らなければいけないお仕事・遺品整理業。本作は、脱OLして遺品整理業にいそしむ主人公を中心に描かれる人間ドラマです。重いテーマではありますがさらっと読めるので、ぜひお手に取っていただければと思います。
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    投稿日:2015年02月03日