書籍の詳細

中3の春、なにげない毎日を送っていた日比野光(ひびの・みつる)は、転校生・一社高蔵(いっしゃ・こうぞう)との出会いで、特殊な能力を開花させる。使いようによっては殺人も可能な日比野の“力”を、「世の中の間違いを正すために使え」と言う一社。そんな彼らが踏み出した第一歩、それは「車を運転しながら携帯電話を使っているやつを殺す」ことで……!?

総合評価
2.0 レビュー総数:2件
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なにかもちがってますかのレビュー一覧

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  • せっかくの能力が矮小化・・・
    何故か突然超能力を手にしてしまう主人公の日比野光、その力を利用して「悪を懲らしめる」ためにある意味テロ?犯罪?を起こさせようとする歪んだ考え方の持ち主一社高蔵。
    読み始めた時、すぐに思い浮かべたのが森恒二の「デストロイアンドレボリューション」。あちらは未完結でどう決着させるのか分からないが、超能力の強さ・規模がどんどんインフレし、全世界を巻き込む大きなテロを起こすことで「間違った世界を正」そうとする。インフレが過ぎる気もするが、非常に面白く読んでいる。
    一方本作でも、使い方によっては同様にもっといろいろ活用できただろうが、一社の動機付けが目の前の小さなことに終始してしまい、主人公の能力の使い方が矮小なまま。最終巻5巻も急展開で終わってしまい、尻すぼみ感。
    「ぼくらの」や「なるたる」で凄い壮大な世界観を描いた鬼頭莫宏だけに、1巻冒頭部分の無料立ち読みで設定に惹かれて購入したが、正直買わなくても良かったかな・・・。
    鬼頭莫宏ファンで、氏の作品は全部読破したい人以外には、特にお勧めしない。
    • 参考になった 1
    投稿日:2017年01月17日
  • 「メンタリスト」と称する人物がテレビで活躍中です。あれ、いつ見ても不思議なんですが、どうなっているんですかね。本当に超能力を持っているとしか思えない時があります。『なにかもちがってますか』(鬼頭莫宏)は、現在「good!アフタヌーン」に連載中の作品で、超能力を使った中学生の日比野光(ひびの・みつる)と光の力を利用する一社高蔵(いっしゃ・こうぞう)のストーリーです。当初、光は自分に超能力を持っているなんて気がつきませんでしたが、クラスメートの死によって一社が光の超能力を確信します。そして、世の中のルールを守れない者、例えば運転中に携帯電話を操作する者を殺すように光の超能力を使わせます。光も一社も華奢(きゃしゃ)な体つき、光は思春期にありがちな心の不安定な大人しい少年で、とても人を殺すために自分の能力を使うようには見えないのですが、そこが逆に怖いところ。自分のしでかしたことに反省する光ですが、だからといってやめるようにも見えません。現在、君たちは「もちがっている!」じゃなくて、まちがっている!と止める人物はまだ現れていません。今後の展開が非常に気になる物語です。それにしても超能力って使い方しだいで本当に怖い。テレビの中だけのネタとして使われてほしいと思わされました。(2012/5/29)
    • 参考になった 3
    投稿日:2012年05月29日