書籍の詳細

榊教授(64歳)への感情は恋ではないと、本人から否定され続けた元子(23歳)。考え抜いて出した答えは、やはり榊に恋しているということ。教授は初めて、否定せずにいてくれたが――!? 一方、元子に失恋した助手の田中は、元子の親友・樹里の猛アタックに…!?

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長閑の庭のレビュー一覧

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    主人公の大学院生・シュバルツさん(23)がかわいくてしょうがない。地味で不器用だけど、そこがいい。そして彼女に好かれる榊教授(64)がやはりかわいくてしょうがない。いろいろ悟ってそうで、でも抜けているところがいい。立場や年の差というわかりやすいハードルがまたいいのです。理屈と感情の境界を何度も往復する心模様は、若いころよりも大人になった今こそリアルに感じます。<「恋の定義」を模索する>というテーマを、魅力的なキャラクターたちと一緒に追究したくなる、そんな魅惑の一冊でした。恋かぁ。
    投稿日:2015年08月28日